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結婚の報告と結納

結納の挨拶

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結納の挨拶や口上には、いろいろなパターンがあります。仲人を立てるか立てないかによっても変わりますし、地域のしきたりなどによって様々です。またセリフの内容は人それぞれで、一言一句決まっているわけではありません。

最低限「幾久しくお納めください」「幾久しくお受けいたします」このセリフだけを頭に入れておけば、あとは堅苦しい言葉を覚えるよりも、気持ちを込めて、日常使い慣れた言葉を使ってもいいでしょう。

※NGワード
めでたい席なので、忌み言葉はNGです。「重ね重ね」「切る」「戻る」などの言葉は縁起が悪いので使わないように気をつけましょう。

結納の進行

基本的な進行役は、仲人を立てる場合は仲人、立てない場合は男性側の父親になります。結納品の渡し方や順番は、地域やしきたり、また両家を往復するやり方なのか、それとも同時に交換し合うやり方なのかによって様々なので、基本的に男性側の習慣に合わせてとり行いましょう。

ここでは、最近最も多い、結納品を同時に交換する場合について、仲人を立てるケースと、立てないケースの、進行のしかたと挨拶の一例を紹介します。

結納品を飾る

和室であれば床の間の前か、床の間があるべき位置の前に、洋室であればテーブルの上など少し高い位置に結納品を飾ります。まず新郎側が上座に、次に新婦側が下座に結納品を飾ります。準備ができたら席につきます。
矢印

(仲人を立てる場合)

仲人から結納の始まりの挨拶をする

仲人仲人
「このたびは〇〇家と〇〇家のご縁がまとまり、誠におめでとうございます。つきましては、本日はお日柄もよろしいので、結納の儀、執り行わせていただきます。」

新郎側の結納品を新婦側に納める

新郎母が結納品のところへ行き、目録を持って、仲人夫人の前に置き、軽く一礼してから席に戻ります。仲人夫人は目録を持って、新婦の前に置き、軽く一礼してから席に戻ります。

仲人仲人
「これは○○家からの結納でございます。幾久しく、お納めください。」

新婦側が目録をあらためる

新婦は目録の中身を取り出して確認します。その後新婦父、母の順番で回覧し、戻ってきたら元通りに戻します。関西の場合は、新婦父、母、新婦の順で回覧することもあります。

新婦父新婦父
「大変結構なご結納の品々、ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。」

新婦側の受書と目録を新郎側に納める

新婦母はいただいた結納品を持って、上座に置き、かわりに用意しておいた受書と、結納返し(引出結納)の目録を持って、仲人夫人の前に置き、軽く一礼してから席に戻ります。 仲人夫人は、受書と目録を持って、新郎の前に置き、軽く一礼をしてから席に戻ります。

仲人仲人
「これは○○家からの受書と引出結納でございます。幾久しく、お納めください。」

新郎側が受書と目録をあらためる

新郎は受書と目録の中身を取り出して確認します。その後新郎父、母の順番で回覧し、戻ってきたら元通りに戻します。

新郎父新郎父
「大変結構な引出結納をいただき、ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。」

新郎側の受書を新郎側に納める

新郎母はいただいた結納品を持って、上座に置き、かわりに用意しておいた受書を持って、仲人夫人の前に置き、軽く一礼してから席に戻ります。 仲人夫人は、受書を持って、新婦の前に置き、軽く一礼をしてから席に戻ります。

仲人仲人
「これは○○家からの受書でございます。どうぞお改めください。」

新婦側が受書をあらためる

新婦は受書の中身を取り出して確認します。その後新婦父、母の順番で回覧し、戻ってきたら元通りに戻します。

新郎父新婦父
「ごていねいに誠にありがとうございます。」

婚約指輪を新郎から新婦へ贈る

婚約指輪を用意してある場合は、新郎が直接、新婦の指にはめてあげます。ここで一同拍手。新婦から時計などの婚約記念品がある場合も、ここで渡します。

仲人が結びの挨拶をする

仲人仲人
「これで○○家と○○家の結納の儀はめでたく相整いました。本日は誠におめでとうございます。」

新郎側が仲人へお礼をいう

新郎父新郎父
「お仲人様、誠にありがとうございました。○○様(新婦名前)におかれましては幾久しくよろしくお願い致します。」

新婦側がお礼をいう

新婦父新婦父
「ありがとうございました。今後とも末永くよろしくお願いいたします。」

(仲人を立てない場合)

新郎父から結納の始まりの挨拶をする

新郎父新郎父
「この度は、こちらの○○様(新婦名前)と、私共の○○(新郎名前)に大変結構なご縁をちょうだいいたしまして、誠にありがとうございます。つきましては、本日はお日柄もよろしいので、結納の儀、執り行わせていただきます。 本来ならば仲人様を通して正式にお納めすべきところですが、略式にてお納めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。」

新郎側の結納品を新婦側に納める

新郎母が結納品のところへ行き、目録を持って、新婦の前に置き、軽く一礼してから席に戻ります。

新郎父新郎父
「これは○○(新郎名前)からの結納でございます。幾久しくお納めください。」

新婦側が目録をあらためる

新婦は目録の中身を取り出して確認します。その後新婦父、母の順番で回覧し、戻ってきたら元通りに戻します。関西の場合は、新婦父、母、新婦の順で回覧することもあります。

新婦父新婦父
「大変結構なご結納の品々、ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。」

新婦側の受書と目録を新郎側に納める

新婦母はいただいた結納品を持って、上座に置き、かわりに用意しておいた受書と、結納返し(引出結納)の目録を持って、新郎の前に置き、軽く一礼をしてから席に戻ります。

新婦父新婦父
「これは○○(新婦名前)からの受書と引出結納でございます。幾久しく、お納めください。」

新郎側が受書と目録をあらためる

新郎は受書と目録の中身を取り出して確認します。その後新郎父、母の順番で回覧し、戻ってきたら元通りに戻します。

新郎父新郎父
「大変結構な引出結納をいただき、ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。」

新郎側の受書を新郎側に納める

新郎母はいただいた結納品を持って、上座に置き、かわりに用意しておいた受書を持って、新婦の前に置き、軽く一礼をしてから席に戻ります。

新郎父新郎父
「これは○○(新郎名前)からの受書でございます。どうぞお改めください。」

新婦側が受書をあらためる

新婦は受書の中身を取り出して確認します。その後新婦父、母の順番で回覧し、戻ってきたら元通りに戻します。

新婦父新婦父
「ごていねいに誠にありがとうございます。」

婚約指輪を新郎から新婦へ贈る

婚約指輪を用意してある場合は、新郎が直接、新婦の指にはめてあげます。ここで一同拍手。新婦から時計などの婚約記念品がある場合も、ここで渡します。

新郎側が結びの挨拶をする

新郎父新郎父
「本日は誠にありがとうございました。おかげさまで略式ではございますが、無事に結納を納めることができました。今後とも幾久しくよろしくお願いいたします。」

新婦側がお礼をいう

新婦父新婦父
「こちらこそ誠にありがとうございました。今後とも末永くよろしくお願いいたします。」

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新婦側が会食の準備をする

座布団をすすめ、桜湯を出します。別室にて食事が用意されている場合は別室に移り、祝宴をあげます。

結納品の交換は目前で行われるので、受書は省略される場合もあります。また目録がない場合は、結納品を目視して、お礼の口上を述べます。家族書や親族書がある場合は、目録の下に重ねて渡します。

また、新郎新婦から、両家の両親に挨拶をしてもいいでしょう。婚約指輪を渡した時か、結びの挨拶が終わったあとに、両親へ感謝と決意を伝えましょう。

こんなとき、どうする?
結納のあと、結納品はどうすればいいですか?

いただいた結納品は、結婚式が終わるまで飾っておきます。和室なら床の間に、洋室なら何か台の上など、高い位置に飾っておきます。結婚式後は、料理に使えるものは食してもかまいませんし、他のものはとっておくか、神社で処分します。ただゴミに出すのは避けた方がいいでしょう。

父親がいない場合、挨拶や口上はどうしたらいいですか?

父親がいない場合は、かわりを母親か本人がつとめます。また、兄や叔父など、親戚に任せられる人がいればお願いしてもいいでしょう。

本当にあった結婚式の話