投稿者:ちびちゃん
母の小さな夢

私たちは誰の反対もなく、結婚が決まり、無事、結納もすませました。
結婚式と新婚旅行を兼ねて、経済的な家族内々の結婚式をグアムで挙げよう・・・と私達夫婦は考えていました。経済的にも親孝行だよね・・・と気楽な気持ちでした。
もともと合理的な考え方の主人の家族は私たちの考えに大賛成してくれました。特にアメリカ在住の義姉夫婦は前面的に協力体制で応援してくれました。
私の両親はなぜ海外挙式なんだという気持ちが強く、日本での標準的な結婚式を望み、親戚の人のことをどうするんだ・・・と怒りと不満で反対しました。私の両親は日本から1歩も出たことがなかったのですから無理もありません。

日本で親戚の簡単な顔合わせをかねた式を挙げる事を条件で、なんとかグアムの挙式に納得してくれました。なんだかんだもめたもののグアムでは友人も参加しとても楽しい旅行を兼ねた結婚式を挙げることができました。

しばらくしてから私の母がこういったのです
「お母さんはね、生まれてはじめて海外のグアムにきてこんなに楽しい旅行はじめてだった。家族みんなで本当にいい思い出ができた。
お母さんはあなたが生まれた時から娘への夢があったの・・・一緒にドレスを選んだり、結婚のための食器や家具を一緒に選んだり・・・。
でも全部自分達で決めてしまったでしょ・・。結婚式も家具も全部ね。
・・・ちょっと悔しかったの。ごめんね・・・。」

私の母は贅沢もせず、倹約していたのはこの夢があったからだったんだ・・・それなのに私は・・・お母さん本当にごめんなさい!!
これからはもっとお母さんの想い大切にするからね。もっともっとお母さんとの時間も大切にするからね。

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