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結婚失敗体験談集

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24年も昔の話ですが。

イスラーム教徒の夫と結婚しました。
イスラーム教徒と結婚するために、イスラーム式の結婚をしました。
その式の内容は割愛。

当時日本では、多くの人が普段着でイスラーム式の結婚をしていました。
私達も特に服の準備をしていませんでした…お金もなかったので。

結婚すると決めた後、ふと彼が聞きました。
「あなたは花嫁の服を着たいですか?」

私は彼の国の花嫁衣裳を知っていたので「はい」と答えようとしたら…彼が
「私は嫌いです」と一言。

あなたが嫌いならば私も着なくていいです、と諦めました…とても残念でしたが。

結婚から数年後。
あちらの家族と主人が話していた時、主人がふとつぶやきました。
「僕は結婚式の時に、新郎の格好をしたかった」

はぁ!?何を言う。
私に「私は花嫁の服が嫌いだ」と言い放った男が「僕は新郎の格好をしたかった」とは、こはいかに!?

それから延々と…15年近く根に持ち続けた私。

2年前。
ある事で主人が私の態度に機嫌を悪くし、「言いたいことがあるならばはっきり言えばいい」と怒ったので、その時に泣きながら長年の恨みをぶつけました。

「私が何を言ってもあなたの思った通りになるのよ。別にあなたがそれでいいなら私もそれでいい。だから私は何も言わないの。結婚式の時だってそうでしょ。私には花嫁衣装は嫌いだ、と言いながら自分は新郎の格好がしたかっただなんて…‼」

すると主人は黙って何かを考えて、口を開きました。

「あなたは勘違いしている。私は『私の国の花嫁衣裳』が嫌いとは言っていない。日本のようなウェディングドレスは嫌いです、と言ったのだよ」

だったらそうはっきり言ってよ‼
通じないわ、そんな大雑把な言い方‼

今となっては花嫁衣裳が似合わない歳になり、着る夢は捨てましたが、積もり積もった恨みは消えました。

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