結婚式のスピーチ

結婚式の友人スピーチ文例
新郎側 学生時代の友人
誠、友紀さん、ご結婚おめでとうございます。ご両親、ご親族のみなさま、本日は本当におめでとうございます。
ただ今ご紹介にあずかりました坂と申します。誠とは、大学4年間、同じテニスサークルで過ごしまして、ホントにバカなこともしましたし、いっしょに笑ったり、いっしょに泣いたり、いろんなことを経験してきました。卒業してそれぞれ違う道を進みましたが、今でも一番の親友として仲良くさせてもらっています。
誠と私は、大学のテニスサークルではダブルスのペアをよく組んでいました。「最強ペア」…とまではいかないものの、「ちょい強ペア」として、他のサークルからもちょい恐れられるコンビでした。
彼のテニスは、このスマートな容姿から想像できないほど、荒々しいものです。細かい小細工は一切せず、直球ストレート勝負で、いつも敵に向かって真っ向から挑んでいきます。そういうテニススタイルですから、格下の相手に勝つことはできても、格上の相手から金星をあげるということはまずありませんでした。
でも、私は彼のこんなテニススタイルが大好きでした。ストレート一本勝負というのは、彼の生き方のスタイルそのものだったからです。
彼は曲がったことを嫌います。目標に向かって一直線に進んで、それでダメならしかたないという実に潔い男らしい性格です。もちろんそれが裏目に出ることもあります。テニスでいえば、相手にうまくかわされて、思うようなプレイができないこともありました。彼がテニスサークルを運営していく中で、先輩方から彼のやり方が批判されることもありました。
それでも彼は、そのスタイルを変えることをしませんでした。それを嫌がる人もいたかもしれません。でも、私をはじめ、ここにいる大学の仲間たちは、そんな彼が大好きでした。なぜなら、彼は失敗しても、いつもかっこよかったからです。同じ男として、こいつとなら道連れになってもいいと思わせてくれる男だったからです。
社会の中で生活していくうえで、おそらく壁にぶつかることも多いと思います。これから先、彼の不器用なやり方では通用しないことも多々出てくると思います。その時は、君の味方がたくさんいるということを思い出してください。そして、最善の策を考え、またまっすぐに進んでいってください。
友紀さんもきっと、彼の一本気なところに惚れたのではないかと思います。愚直なまでにまっすぐなやつだから、きっと友紀さんにもたくさん迷惑かけると思いますが、どうか温かい目で見守ってやってください。こんなやつですが、どうか一生添い遂げてあげてください。
つたない話になってしまいましたが、これで私の挨拶とさせていただきます。誠、本当におめでとう!
結婚式のスピーチ文例集

主賓スピーチ |
新郎側:上司社長 上司直属 父親の知人 新婦側:上司社長 上司直属 父親の知人 新郎新婦共通:上司 |
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友人スピーチ |
新郎側:学生時代の友人 職場の先輩 職場の同僚 職場の後輩 新婦側:学生時代の友人 職場の先輩 職場の同僚 職場の後輩 |
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乾杯スピーチ |
新郎側:上司 恩師 知人 新郎新婦共通:上司 恩師 知人 |