プログラムを決める
結婚式二次会の内容を具体的に決めていきます。プログラムの決定は、必要なアイテムや役割を洗い出して、予算を組む上でもとても大切な作業です。プログラムを並べる
まずは新郎新婦入場、新郎新婦挨拶(最初と最後の2回)、乾杯、ケーキカット、歓談、ゲームなど、これだけは必ずといったプログラムを挙げていきます。
それだけでは物足りたいと思ったら、披露宴で流した生い立ちDVD上映、余興、新郎新婦へのサプライズ、祝辞などを追加していきましょう。
二次会の浮き沈みを考える
二次会を通して、盛り上がり度合いの浮き沈みを考えてみましょう。一番理想的なのは、最後に最も盛り上がったところで、新郎新婦の挨拶があってお開きにすることです。
ゲームや余興をうまく配置して、「いい二次会だった」と言ってもらえるようなプログラムを考えましょう。
タイムテーブルを組んでみる
列挙したプログラムの横に、所要時間を書いていきます。時間が足りなそうであれば、歓談時間を短めにしたり、プログラムを消したりして調整します。時間があまるようであれば、余興などを追加します。幹事組でアイデアを出し合いましょう。
この時、あまりギュウギュウ詰めにしすぎないように注意しましょう。新郎新婦が開宴時間に間に合わず、スタートが遅れてしまうこともよくありますし、すべてのプログラムがスムーズに進行するとは限りません。ある程度なら歓談時間を短くすることで調整できますが、あまり歓談を削っても、食事をゆっくりとれる時間が少なくなってしまいます。決められた時間を過ぎると、会場側から延長料金をとられることもあるので、予算同様、タイムテーブルも余裕のある設定が大事です。
担当、想定費用を決める
タイムテーブルを組んだら、その横にそれぞれ担当を書いていきます。さらに想定される費用を書いて、総予算と照らし合わせてみましょう。
シミュレーションしてみる
暫定のプログラムを決めたら、一度順を追って、頭の中でシュミレーションしてみましょう。実際にシミュレーションしてみると、ここでもう一人担当がほしい、ここで準備の時間がほしいなど、気づく点があるはずです。
また、新郎新婦の動きについても考えておきましょう。入場前はどこで待機してもらうか、入場のタイミングはどうするか、ゲームや余興の際はどこにいてもらうかなど、特に新婦がドレスを来ている場合は、すばやい動きは無理なので、その点も考慮しましょう。
プログラム例
一般的な二次会のプログラム、タイムテーブル例を紹介します。
17:00 | 幹事組、会場入り | |
17:30 | 開場 | |
17:50 | 10分 | 司会挨拶、説明 |
18:00 | 5分 | 開宴、新郎新婦入場 |
18:05 | 5分 | 新郎新婦挨拶 |
18:10 | 5分 | 乾杯 |
18:15 | 20分 | 歓談 |
18:35 | 30分 | ゲーム |
19:05 | 20分 | 歓談 |
19:25 | 15分 | 余興 |
19:40 | 10分 | 新郎新婦挨拶、キス |
19:50 | 10分 | 新郎新婦退場、お開き |
20:00 | 撤収開始 | |
20:30 | 完全撤収 |
プログラムはみんなで共有
プログラムが決まったら、幹事組など、関わっている人にメールで送るか、配るかしましょう。また、準備していくうえでプログラムが変更になったら、その都度共有するようにしましょう。自分だけが把握していても、二次会がうまく進行するわけではありません。