婚姻届は届け出ないと、法的に夫婦と認めてもらえません。逆に婚姻届を提出すれば、法的、社会的に夫婦であると認められたことになり、また婚姻届と同時に戸籍も自動的に作成されるので、とても大事な届出になります。
婚姻届が受理されると、婚姻証明書が発行されます。これが婚姻の証明書となり、厳格な教会で式を挙げる場合は、婚姻証明書が必要なこともあります。
どこで
婚姻届は全国の各市区町村役所や出張所で、無料でもらえます。届出は夫婦どちらかの本籍地、新住所、または所在地に、戸籍謄本などの必要添付書類といっしょに提出します。所在地には一時的な滞在地も含まれるので、リゾート地で挙式をする場合、そこの役所でも提出できます。
いつ
夜間でも休日でも、24時間提出できます。夜間や休日に提出する場合、全国の各役所には時間外受付があるので、そこに持って行きます。その場合、記載に間違いがなければ、届け出た日が入籍日となりますが、もし訂正が必要な場合は、確認が翌日や週明けになってしまい、記念日がずれてしまうこともあります。
誰が
提出は夫婦二人で、どちらかひとりで、もしくは代理人でも可能です。
条件
夫婦のどちらかでも未成年の場合は、父母の同意書が必要になります。婚姻届の「その他」の欄に「○○○○と○○○○の婚姻に同意します。」と書いてもらい、署名、生年月日、捺印をしてもらいましょう。父母のどちらかがいなかったり、同意していない時は、どちらか一方の同意で問題ありません。
また再婚の場合、女性は6ヶ月以上経過しないと婚姻届を提出できません。ただし同じ男性と再婚する場合は、期間に関係なくすぐに提出できます。
婚姻届提出の準備
婚姻届をもらう
全国の各市区町村役所や出張所で無料でもらえます。
戸籍謄本を用意する
婚姻届を本籍地以外に提出する場合に必要です。
夫の本籍地に提出する場合は、妻の戸籍謄本、
妻の本籍地に提出する場合は、夫の戸籍謄本、
新住所など両方の本籍地以外に提出する場合には、二人の戸籍謄本を、
それぞれ用意します。枚数や戸籍謄本以外の必要な書類は、各役所によって異なるので、婚姻届をもらった際に確認しておきましょう。
戸籍謄本は本籍地の役所で、交付申請書をもらい、戸籍筆頭者氏名、必要枚数などを記入して提出するともらえます。手数料は1通450円。なお利用目的を明記すれば、本人や家族以外でも申請できます。
また本籍地が遠方の場合、郵便でも請求できます。本籍地の役所に電話で申し出て、必要なものを揃えて郵送で請求します。実際に届けられるまでに1〜2週間かかるので、早めに手配しておきましょう。
婚姻届を記入する
本人がそれぞれ必要事項を記入し、捺印します。
証人2名に署名、捺印をしてもらう
原則成人の2人に氏名、住所、本籍地、生年月日を記入してもらい押印してもらいます。両親にお願いすることがほとんどですが、証人2人の姓が同じ場合、同じ印鑑は使えないので、それぞれ別の印鑑で押印してもらいましょう。
婚姻届を提出する
必要なものを持って、どちらかの本籍地か、新本籍地、滞在地の役所に提出します。
婚姻届
身分証明書(免許証など)
戸籍謄本
その他各役所によって必要な書類
訂正が必要になった時のための印鑑(記入時に使ったもの)
婚姻届の書き方
婚姻届は黒のボールペンで、丁寧に記入しましょう。印鑑はシャチハタやゴム印以外であれば、実印でなくても問題ありません。
届出日
実際に提出する日を記入します。土日祝日でも問題ありませんが、時間外受付の場合、記載に間違いがなければ、届け出た日が入籍日となりますが、もし訂正が必要な場合は、確認が翌日や週明けになってしまい、記念日がずれてしまうこともあります。
氏名
旧姓で書きます。戸籍で旧字体を使用している人はその文字で書きます。
住所
住民票のある住所を書きます。すでに転入届が済んでいる場合は新住所でもかまいません。まだ済んでいない場合は、以前の住所の役所に転出届を提出して、転出証明書を受け取り、それを持っていけば、婚姻届と同時に転入届ができるので、新住所でもかまいません。
本籍
結婚前の本籍地の住所を書きます。
父母の氏名と続柄
実父母の名前を書きます。離婚していない場合は母の姓は書きません。亡くなっている場合も書きます。
婚姻後の夫婦の氏
どちらの姓を名乗るかをチェックします。夫婦別姓は認められていません。
新しい本籍
新しい本籍は、日本国内であればどこでも選べます。新住所と同じにしておくと、後々書類を取りに行く時など便利です。また転籍届を提出すれば、あとで本籍を変更することもできます。
ただし、分籍や離婚などですでに戸籍筆頭者になっている人の氏を、婚姻後の夫婦の氏として選び、その戸籍に入る場合は、この欄は記入せず空白のままにします。また、連れ子がいる場合は、養子縁組、または入籍の手続きが必要になるため、確認しておきましょう。
同居を始めたとき
同居を始めたときか、結婚式をあげたとき、どちらか早い方を書きます。同居もしていなく、結婚式もあげていない場合は、空欄にします。
初婚、再婚の別
初婚の場合は初婚に、再婚の場合は再婚にチェックし、死別、または離別の日を記入します。
同居を始める前の夫婦のそれぞれの世帯のおもな仕事
結婚前は一人暮らしだった場合は自分の職業、家族と同居していた場合はその世帯主の職業について、あてはまるところにチェックします。
夫妻の職業
国勢調査が行われる年の4月1日〜翌年3月31日までに届出する場合のみ記入します。国勢調査は2005年、2010年、と5年おきに実施されます。
その他
基本的に空欄です。未成年者の場合、ここに父母の同意の旨を書いてもらうと、別に同意書を用意する必要がなくなります。
届出人
夫婦本人が署名、捺印します。
証人
成人の2人にお願いして、氏名、生年月日、住所、本籍地を記入してもらい、捺印してもらいます。成人であれば誰でも問題ありませんが、両親にお願いすることが多いようです。ただし、夫婦にお願いする場合、同じ姓でも、同じ印鑑は使えないので、シャチハタ、ゴム印以外の別々のものを用意してもらいましょう。



